2010年09月14日

夢でもしあえたら

夢で見たいと思っていても現れないものですね。

でも会ったら目覚めたときがつらくなってしまうから、飼い主孝行なぼたんは
しばらく現れないかもしれません。

昨日、病院に行って担当医のお話を聞きました。

ぼたんは亡くなったとき、剖検をお願いしていたのでその結果を聞きにいったの
です。

IMG_0311.JPG

たくさんのお花や励ましの電話、メール、コメントをいただきありがとうございます。

IMG_0747.JPG

IMG_0760.JPG

病名は急性膵炎。直接の死因はDIC(播種性血管内凝固)とそれに伴うMOF(多臓器不全:腎不全、肝不全、呼吸器不全)。
最終的には肺出血により呼吸機能停止により死亡となりました。

染色による組織細胞診の結果は少し待たなければいけませんが、急性膵炎の診断基準は満たしており、検査データはそれらを裏付けるものでした。
死因についてはこれで確定ということになります。

急性膵炎が何故起きたのかは、仮説ではありますが1つは胆嚢炎による可能性があります。

解剖した際、胆嚢が破裂していたのです。
ただ胆嚢に炎症が以前からあり、それが急性憎悪したためにそれが膵炎に結びついたかというとそれは不明だそう。
胆嚢そのものが悪い場合は、多くは胆石があり胆道をふさいでしまうか、胆嚢と膵臓を結ぶ吻合部に逆流させるような器質的な問題を以前から抱えていたという可能性がありますが、それらを裏付ける要素は、死亡時検索で見つけることが出来なかったそうです。

胆嚢炎が以前から起きていれば多少なりと、消化障害が起きてもおかしくはないのですが、ぼたんは福々しくこの夏体重を増やし入院当初は栄養が十分確保されていたことを考えると、起きたとしてもごく最近のものか、膵炎の発症とほぼ同時ぐらいか、膵炎が引き金となって吻合部で逆流を起こし進行したのか、わかりませんという説明でした。

ただ胆嚢が破裂したことにより膵炎が急速に悪化してしまったのは間違いないそう。
胆嚢の形が不明瞭であり、ダメージを受けているのは入院2日目のエコーでわかってはいましたが、摘出に踏み切るには腎不全が進行しすぎており麻酔が適用にならなかったのです。
腎機能が回復したら内視鏡を使って外科処置を施したほうが良いというのは
見舞いに行ったとき同意していましたが、結局どうすることも出来ませんでした。

とりあえずその場で出来る処置として経皮的ドレーンを設置して貯留している液を排出することと、血液透析が行えない犬として最善の処置であるCAPD(腹膜透析)を留置すること、これらの提案は全て同意しました。

「もっと早い段階で見つけてあげられてたら・・・」と思わず言ってしまいましたが、先生は首をふり、臓器の状態を見る限り極めて急速に進行した様子だから無理だっただろうとの返事でした。
急性膵炎の起きる原因の半分は特発性でわからないことが多いのです。

後悔にまみれている飼い主に、これ以上負担をかけまいという気遣いかもしれません。

また膵炎になるきっかけの1つに異物(農薬などの劇薬や異物)の摂取があります。始終ひっつき虫で足元をうろうろしており、草を食べる習慣も無かったぼたんには考えにくいことです。

また留守中はケージに入れていますから、人知れず家庭用洗剤や殺虫剤な
どを飲んだというのも考えにくい。結局やはり原因は不明ということになりそうです。

急性膵炎は特定疾患に指定されており、致死率が高く治療は難しく高度で迅速な対応が必要とされます。人はアルコールによるものが多いのですが、アルコール摂取しない犬にとっても特別珍しい病気ではありません。

ぼたんの体調変化に気づいた8日水曜日の朝で、亡くなったのは10日金曜日正午過ぎ。本当に急展開でした。

今当時のことを振り返るのは辛いのですが、いつか3日間の記録を残そうと思います。

どなたかのお役にたつこともあるかもしれません。

baranohana.jpg

siroihana.jpg

ニックネーム てんてん at 23:54| Comment(4) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
恐ろしい病気があるんですね。
健やかそのものに見えた、いや健やかだったぼたんちゃんが。

きっとセレナちゃんがちなっちさんを慰めてくれていることでしょう。
Posted by スズまま at 2010年09月15日 07:53
私が「複数」の医者から聞いたところによると例外なく、
人間の場合、急性膵炎の三大原因は、
食事(脂っこい中華など)、疲れ、ストレス、
この3つで、酒多飲というのは、原因としては
ググっと下がるそうです。

言い訳(ーー;)

でも、笑い話ではなく人事ではないです、ワタクシの場合。

ぼたんの場合、この夏の暑さが影響した言うことはないのでしょうか?
最初聞いたとき、先ずそれが頭に浮かびました。

殆どの処置が間に合わないほどの急展開って、
若いからってことなのか。
人の場合、胆嚢が悪さしてれば、直ぐ取ってまえって
なりますね。

ぼたんがいなくなって、他の犬の様子はどんなですか??

セレママもあまり無理せんと、
ボチボチやってください。
Posted by at 2010年09月15日 10:28
スズまま>

急性膵炎は幾つかパターンがあり、あっという間に悪くなり数時間から数日で死に到るものもあれば、膵炎だけ単独で起こり予後も良好な経過をたどるものがあるようです。
細胞診の結果待ちですが、ぼたんは多分壊死性または出血性の膵炎で、気づいたときにはもうすでに時遅しでした。

セレナとダイナは暑っ苦しく膝の上に乗っているか背中で丸まってます。慰めてくれてるのでしょうかね?
Posted by せれまま at 2010年09月15日 22:34
父>

食事、疲れ、ストレスですか。。。
心当たりがないとは言えませんが、他の犬たちも皆同じ状況ですから、ことさらぼたんだけというのは考えにくいことです。
ただ受け止め方は犬それぞれで違うでしょうね。
ぼたんは分離不安気味でしたから留守番時間が長いのは堪えたかもしれません。

暑さ…は例年に比べ厳しかったですよね。
ただ犬たちはエアコンの効いた環境でお留守番ですから、どうなんでしょう。
わが家に居る犬たちは皆夏太ってましたから食欲のダメージは出なかった気もします。
ただ体力的にはキツかった可能性は捨てられません。

他の犬たち・・・セレナはぼたんが居なくなったことが何となくわかるようです。
ダイナは数が足りないと認識しているようで一日何度も玄関を覗きにゆきます。
喧嘩相手も居ないと寂しいみたいですね。


Posted by せれまま at 2010年09月15日 22:46