2009年04月29日

ぼたんとトレーニング

クリッカーってご存知ですか?

クリッカーは、犬が学習中の動作をした瞬間を音でマークして伝える道具です。

最初、クリッカーの音は何の意味も持ちません。

ところがクリッカーをならす度にご褒美を与えていると、犬は「クリッカーの音=ご褒美」の意味を理解するようになります。

===

最初は出来るだけ沢山クリッカーを鳴らす方が、犬が仕組みを覚えやすいので、少しでも好ましい動作をすれば鳴らし、どんどん餌をやります。犬がこちらを見た、クリック。前で座った。もちろんクリック。並んで歩いた。面白い動作をした。伏せた。なんでもOKです。

もっと省略したければ、何度か鳴らし、そのたびに餌を与えるというイージーな方法でも良いようです。

しばらく続けるとクリッカーの音=餌を意識するようになるので、それから自分の教えたい動作をマークしてゆきます。

===

たとえばぼたんに「お手」を教えるとします。
ぼたんが前に座ったら「クリック」そしてしばらく観察します。ぼたんが焦れて「こちらに両手をかけた」クリック。立ち上がった。これは放置します。座って手を地面から持ち上げかけたら「クリック」。

最初犬はわけがわからないので、すぐセッションは終了します。

翌日も同じように繰り返します。座った。クリック。手が上がった。クリック。何度かやると手をあげると餌が出るのを理解するので、上げるまでの時間が短縮されます。するとすぐクリックするのを止めて、次の動作を待ちます。

すると、犬はどうしたらクリッカーをならすことができるのか(おやつをもらえるか)を自分の頭で考えるようになります。

すぐ上げる以外の動作、こちらによる、腕をつかむ、クリッカーを触ろうとする、長く上げる、別の手を上げる、全てOKです。偶然お手が成功したらジャックポットと言って、パチンコの大放出状態で沢山褒めます。そして欲張らずやはりすぐ切り上げます。

競馬で大当たりしたとき、やめられなくなるのと同様に、犬も大幸運な事態はよく記憶します。次は望む動作に近いことをもう少し短い時間で引き出せるようになります。

成功し続けるようになったらコマンドを添え、完成形に近付けてゆきます。家など狭い場所で楽しみながら、芸を教えるのには便利な道具です。300〜500円ぐらいで売ってます。

というわけで、ぼたんにお手を教えてみることにしたのですが。


<引っ張り娘ぼたん、セレナの血だろうか。。。>

hiparu04281.JPG

<ぼたんといえば、この色。中国の長安ではぼたんの花は金持ちの象徴で、裕福な人が栽培することが多かった。科挙(中国の官吏登用試験)に合格した人は、合格すると長安中の金持ちの御宅を訪ねてぼたん鑑賞ができるという特権があった>

botanbohana04263.gif
続きを読む

ニックネーム てんてん at 01:10| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする